名古屋金城ふ頭アリーナエリアの楽しみ方
金城ふ頭アリーナエリアのスポーツ観戦
- スカッシュ
- 3×3
バスケットボール - サッカー
- レスリング
(フリースタイル/グレコローマン) - コンバットスポーツ
(総合格闘技=MMA) - コンバットスポーツ
(クラッシュ) - 武術太極拳
(套路/散打) - スポーツ
クライミング - パラフェンシング
- パラ柔道
(視覚障害者柔道)
スカッシュ
関連会場:名古屋金城ふ頭アリーナ
超高速ラリーや
選手の判断力が見どころ
スカッシュは、4面を壁に囲まれたコートで、小さく中が空洞のゴムボールを壁に向かって交互に打ち合う競技です。
サービスの権利に関係なくポイントが入るラリーポイント制で11点を先取したほうが勝ちです。ボールが一瞬で壁を往復する超高速ラリーが展開され、前・横・後ろの壁をどう使うかで戦術がガラリと変わります。
また、ギリギリのボールを拾いあう攻防では、選手たちの卓越した反応速度と判断力が光り、観る者を惹きつけます。


ルールを知ってさらに楽しく!
ラリーが短く、常に動きがあるので見飽きることがありません。力ではなくどこに打つかが勝敗を左右します。ルールを知ると、もっと深く楽しめます。
日本スカッシュ協会中部支部 吉永正章さん
観戦のマナー

選手の戦略を考える
最初はボールを見ているだけでもOKです。慣れたら「なぜそこに打ったのか」と選手の戦略を考えるとより一層楽しめます。
ラリー中は静かに
集中力が必要な競技なので、ラリー中は静かにしましょう。フラッシュ撮影は禁止、スマホでの撮影も控えめにしましょう。
3×3バスケットボール
関連会場:金城ふ頭駅前特設コート
ひとつのゴールを使って
激しくコンタクト
ストリートを中心に親しまれてきた3人制のバスケットボール。
2007年に国際バスケットボール連盟(FIBA)が世界統一の競技ルールを設け、正式な競技種目へと認定されました。ハーフコート形式でゴールはひとつのみ、1試合10分間または21点先取で勝敗が決まります。
ボールを保持してから12秒以内に攻め切らなければならないため、5人制よりさらに展開が速く、激しいコンタクトをともなう、躍動感にあふれたスポーツです。


エキサイティングな試合を楽しんで!
3×3バスケットボールは、3秒で流れが変わる超エキサイティングなスポーツです!
音楽とスポーツが融合したアップテンポな雰囲気で起こる、フィジカルな攻防がいつも見ていてハラハラします!ぜひこの迫力を体感してください!
馬瓜エブリンさん
1995年6月2日、愛知県生まれ。ENEOS サンフラワーズ所属。
自ら設立したBackDooor株式会社の経営も行う。日本代表としても活躍し、東京五輪では日本女子バスケットボール史上初の銀メダルを獲得。
観戦のマナー

初めての観戦も楽しい!
試合によってはDJが試合の流れや雰囲気に合わせて会場を盛り上げることもあり、初めての観戦でも楽しめます。
ふらっと観戦できる!
街にある広場や商業施設で開催されることも多く、ふらりと立ち寄って観戦できる身近さが魅力です。
情報提供・協力:一般財団法人愛知県バスケットボール協会
サッカー
関連会場:名古屋市瑞穂公園ラグビー場、名古屋市港サッカー場
選手やチーム全体の注目ポイントが豊富
サッカーは1チーム11人で構成され、2チームが主に足を使ってボールを運び、相手のゴールにシュートして得点を入れるスポーツです。
試合ではボールの動きだけではなく、選手のポジショニングやチーム全体が連動して動く様子に注目すると、より深く楽しむことができます。
ゴールシーンはもちろん、パスワークやドリブル突破、ディフェンスの連携、カウンター攻撃なども見どころです。スタジアムでは、会場の一体感や臨場感、応援の雰囲気も合わせて楽しめます。


それぞれの展開や技を楽しむ
サッカーは年齢や性別、国籍を問わず世界中で親しまれているスポーツです。スピード感あふれる展開と高い戦術性、選手同士の連携プレーに注目してください。
名古屋グランパス GKコーチ 楢﨑正剛さん
1976年4月15日、奈良県出身。ニックネームはナラ。名古屋グランパスのGKコーチ。
観戦のマナー
リスペクトを忘れずに
JFA(公益財団法人日本サッカー協会)が掲げている「JFAバリュー」~サッカーファミリーが大切にしていく価値観~の1つに“リスペクト「大切に思うこと」”があります。拍手や声援で選手を後押しし、ポジティブな応援をしましょう。
誹謗中傷はしない
相手チームや審判への誹謗中傷は控え、フェアプレー精神を尊重して観戦しましょう。
レスリング(フリースタイル/グレコローマン)
関連会場:名古屋市稲永スポーツセンター
それぞれに戦い方が違う
フリースタイルとグレコローマン
レスリングは投げ技や崩し技を使って勝敗を競う格闘技です。相手の両肩をマットに押さえ込むことで勝利となる「フォール」や、試合終了時に獲得したポイントで勝敗が決まる「判定勝ち」などのルールがあります。
全身を駆使して戦うフリースタイルレスリングでは、足技も認められており、技の応酬が目まぐるしく展開する点が魅力です。一方、上半身のみで戦うグレコローマンレスリングは豪快な投げ技が多く、時には一発逆転も生まれるダイナミックさが魅力です。

それぞれの展開や技を楽しむ
フリースタイルレスリングは相手の全身への攻撃が許されているので、スピード感のある展開が楽しめます。グレコローマンレスリングは力、技、駆け引きなどがとてもわかりやすく、大技も期待できます。
愛知県レスリング協会事務局 小塚英晃さん
観戦のマナー

誹謗中傷をしない
選手やコーチ、審判への誹謗中傷は禁止です。声援は応援する選手に対して行い、相手選手へのヤジも禁止です。
両選手を応援する
大技が決まった時には、味方・相手に関わらず温かい声援を送り、勝敗が決まったら両選手を称えましょう。
コンバットスポーツ
(総合格闘技=MMA)
関連会場:名古屋市稲永スポーツセンター
打撃・投業・極業
総合力を競う格闘技
1990年代から本格的に競技としてスタートした「総合格闘技」。今では「Mixed Martial Arts (MMA)」として、世界中に普及しました。
あまり知られていませんが、競技としての発祥は日本の「シューティング(修斗)」だと一般的には認識されています。
現在は専用のケージとよばれる金網で囲われた試合場で闘いますが、今回採用されるのは囲いのないマット上で行われるAMMA※ルール。
打撃でKOか? サブミッションにおるギブアップか?
スピードと迫力に満ちた世界最高峰のエクストリームスポーツが、このMMAです。
※AMMA:ASIAN MIXED MARTIAL ARTS ASSOCIATION

打撃で勝つか? 関節技で勝つか?
打撃、投げ、極めという格闘技の三大要素がすべて盛り込まれたルールですが、選手により得意分野があります。「この選手はどの攻撃が得意なんだろう」という視点から観戦するとより楽しめるでしょう。
観戦のマナー

大きな声で声援を!
声援が選手の力になります。ぜひ、大きな声で選手を応援してください!
また、フラッシュ撮影は選手が試合を行う上で妨げとなるの控えてください。
コンバットスポーツ
(クラッシュ)
関連会場:愛知県武道館
投げ技だけで競われる
ウズベキスタン発祥の民族格闘技
中央アジア各地に存在する「民族格闘技」のひとつが、この「クラッシュ」。ウズベク語で「闘い」を意味します。英語の「WRESTLE」、日本の「格闘」のような意味合いです。
1998年から本格的に競技ルールが制定され、国際的な普及が始まりました。
緑と青の道着を身に纏ったふたりの選手が畳の上で対峙します。「寝業のない柔道」とイメージしてもらえるとわかりやすいでしょう。
投げられた選手が背中をついたら試合終了というシンプルなルールのため、試合によっては短時間で勝負がつく、非常にスピーディーな競技です。
また、相手の腰から下に手を触れることが禁止されているので、スピードと力強さを感じさせる、非常にダイナミックな競技です。

豪快な投げ技に注目!
柔道と異なり、寝業がないため、試合の展開が非常にスピーディーです。その分、豪快な投げを見ることができるので、試合中は選手から目を離さないでください。
観戦のマナー

大きな声援で選手を後押し!
声援が選手の力になります。ぜひ、大きな声で選手を応援してください!
また、フラッシュ撮影は選手が試合を行う上で妨げとなるので控えてください。
武術太極拳(套路/散打)
関連会場:愛知県武道館
極限を超える躍動感と
実践的な技が見どころ
「武術-WUSHU-」(武術太極拳)は中国の武術を発祥とする、長い歴史を持つスポーツです。演武の美しさを競う「套路」と、実践的な格闘技術を競う「散打」の2種目があります。
套路は「型」の演技であり、技の正確さや力強さ、芸術性を競います。華麗な足技の長拳や、空手の源流ともいわれる南拳の力強い演武は特に見ごたえがあります。「散打」はパンチやキックに加えて投げ技も認められる実戦形式の競技です。
相手の蹴り足をつかんで投げる「接腿摔(せったいしゅい)」などの投げ技が最大の見どころです。


套路は激しい動きの直後、ピタッと止まる瞬間をチェックしてください。ここで軸がブレない選手は高得点につながります。また空中で足を叩いたり回転しながら着地する技「跳躍難度」は選手が着地時にふらつかないかに注目すると順位の予想がしやすくなります。
散打は相手の蹴り足をキャッチした瞬間が最大のハイライトです。そこからどうやって相手を転倒させるか、コンマ数秒の攻防に注目してください。
公益社団法人日本武術太極拳連盟強化コーチ
カンフー太極拳道場CENTRAL WUSHU代表 下起悦郎さん
観戦のマナー
「加油(ジャーヨウ)!」の声援
武術では声援を送る際に武術ファンの世界共通語「ジャーヨウ!(中国語で「頑張れ!」の意味)」という言葉を頻繁に使用します。もちろん日本語でもいいですし、「ジャーヨウ!」と組み合わせて応援を送るのもおすすめです。
礼に始まり礼に終わる
選手が審判や観客に礼をする際は、観客側も姿勢を正して見届けます。
フラッシュ撮影の禁止
特に套路では、フラッシュの光が選手の目に入ると空中回転などの着地に失敗するなど、大怪我につながる恐れがあります。そのため、撮影が許可されている大会でもフラッシュ撮影は禁止となっています。
スポーツクライミング
関連会場:名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)
アクロバティックな動きや
スピード感を楽しむ
スポーツクライミングは壁に設置されたホールド(突起)を使って登り、技術やスピードを競う競技です。
競技はロープを使わずに完登を競うボルダリング、自分につないだロープを支点にかけながら安全を確保しつつ登るリード、登る速さを競うスピードの3種類があります。
ボルダリングは忍者のようなアクロバティックな動き、リードは高さ15m以上の壁を登る緊張感と持久力、スピードはスピーディーな試合展開が特徴です。どの種目もゴールを目指して懸命に登る選手の姿が感動的です。


選手のムーブ(動き)を見てください
スポーツクライミングの魅力は選手一人ひとりのムーブが違うところです。ゴールまで登るムーブに正解はないので、いろいろな選手のムーブに注目してみてください。
髙尾知那さん
2004年、愛知県豊田市生まれ。2024年リード日本代表。IFSCクライミングアジア選手権泰安2024で5位入賞。2023年IFSCアジアユース選手権1位。
国民スポーツ大会第46回東海ブロック大会 ボルダー種目
観戦のマナー
ガンバ!と応援
スポーツクライミングでは、「頑張れ!」と同じ意味で「ガンバ!」と声をかけて選手たちを応援します。
他の選手のムーブを教えない
観戦者は選手が競技をしている時に、他の選手のムーブを教えてはいけません。
パラフェンシング
関連会場:名古屋市稲永スポーツセンター
剣先の微細な動きが
勝負の決め手に
パラフェンシングは、車いすに座った状態で行うフェンシング競技です。選手は障害の程度に応じてクラス分けされ、条件が公平になるように競技環境が整えられています。
勝敗を分けるのは身体能力の差ではなく、戦術・集中力・経験となります。剣先のわずかな動きやタイミングの差で攻防が入れ替わり、観る側にも緊張感が伝わります。
パラリンピックの正式競技でもあり、世界トップレベルの選手が戦う試合は迫力と技の完成度を体感できます。

距離感や攻撃までの流れを注視
まずは構えと距離感に注目してください。選手は相手の癖や反応を読み取りながら攻撃と防御を切り替えます。
単に突きを繰り返すだけではなく、フェイントを織り交ぜたり、相手の動きを誘ったりしながら一瞬の隙をついて勝負を決める、非常に戦略的な競技です。
さらに選手ごとのスタイルの違いを意識して観戦すると、同じ競技でもまったく違うドラマが生まれていることに気づき、観戦の楽しさが一層広がります。

観戦のマナー

選手の集中力を大切に
試合中は選手が集中できるよう、大きな声援や拍手は得点後や試合の合間に行うようにします。
選手の雄姿や技術を称える
応援は、勝敗だけではなく、選手が挑戦する姿勢や選手の技術を称える気持ちを込めて行います。
パラ柔道(視覚障害者柔道)
独自のルールで
緊張感のある試合を展開
視覚障害者柔道の選手によるパラ柔道は「組んでから始まる」という独自のルールで行われます。視覚に頼らず、触覚や間合い、わずかな体重移動を感じ取りながら、一瞬の判断で技を繰り出すため、選手同士の技術力と精神力が真正面からぶつかり合い、緊張感あふれる試合が展開されます。
国際大会でも高い競技力を誇り、障害の有無に関わらず、同じ柔道の理念を共有できる競技であると同時に、「共生社会」を体現するスポーツです。晴眼者(視覚に障害がない方)が視覚障害者柔道を体験するとその難しさや奥深さに驚くことが多く、お互いに理解しあい尊重しあうきっかけにもなります。


柔道本来の技術の深さを楽しむ
「組んでから始まる」という独自のルールに注目すると、競技のおもしろさがより深く伝わってきます。試合開始と同時に選手が組み合うため、立ち上がりの間合い取りや組手争いがなく、一瞬の体重移動や力の使い方がそのまま勝敗に直結するため、まさに一瞬たりとも目が離せません。わずかな動きから一気に技へとつながる瞬間を感じ取ることが観戦の醍醐味。技の切れ味や返し技、寝技での攻防など、選手の高度な技術を存分に楽しむことができます。
廣瀬誠さん
1971年11月22日、愛知県生まれ。
2004年アテネパラリンピック銀メダル、2016年リオパラリンピック銀メダル
観戦のマナー
節度を守って応援を
応援に関して特に決められたルールはないですが、節度を守り、選手に声援を送りましょう。